快技庵 成長走馬灯 iPod touch

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iPod touchレポート


iPod touchがやっと私の手元にも届きました。
 ビデオ再生を中心にレポートします。

2007年10月5日

動画や写真がはえる大型画面

 第五世代iPodの液晶画面と比べるとほぼ二倍の面積の大きな画面は動画や写真により適している事は間違いありません。
 iPod touchの画面は480×320ピクセル(163dpi)でほかのiPodの画面は320×240ピクセルです。

第五世代とtouch


動画画面サイズ

 iPod本体の画面での再生にはこれまで320×240サイズが最適でしたが、iPod touch用には640×480が適します。
 320×240サイズの動画ももちろん再生可能ですがおよそ1.3〜1.5倍に拡大します。拡大の影響で成長走馬灯の320×240サイズの動画では写真の輪郭などがギザギザに見える場合があるためです。

 画質そのものはどちらのサイズでもあまり差は感じません。(もとの写真にもよると思われます)これは画素の密度がMac本体の画面よりもかなり高いためなのでしょうか? 320×240は拡大し640×480は縮小していることが影響しているのかも知れません。

 動画ファイルの容量を優先する場合は 320×240サイズで問題ありません。

 なおiTunesに転送した動画ファイルを確認するには、iTunesの「ファイル」メニュー「情報を見る」(コマンド+I)でサイズを見てください。だいたいの傾向として同じスライドショーの場合320×240サイズと 640×480サイズではおよそ二倍の違いがあります。


大敵は指紋?

 iPod touchは当然触って操作しますが、触るのは画面なので光源との位置関係次第で指紋が目立ちます。


ビデオファイル名表示

 iPod touchで動画を選ぶ画面はサムネイル付きでわかりやすいものです。
ただし動画ファイル名の表示文字数は限られていて、第五世代のように横に自動スクロールしてすべてを表示しません。このため先頭の十数文字が同じ場合区別が難しくなってしまいます。
 先頭で区別のつく動画ファイル名で保存することをおすすめします。

ビデオ選択画面

 実はこの問題は開発者用に提供されているWWDCなどのビデオで「Getteing Started with」ではじまるものが複数ありサムネイルも同じで区別できないために気がつきました。


MacとiPod touch

 画面が512×342ドット(72DPI)のオリジナルMac(写真はPlusにアップグレードした512KMac)とiPod touchを比べてみました。
 画面の縦横ピクセル数はもう少しで追いつきますが精細度が倍以上のため実際の大きさはこんなに違います。

Macの上にiPod touch

 カラーの画面でしかも指ではじいてどんどんスクロールするiPod touchの方が断然情報量は多く表示できますね。無線でインターネットにアクセスできるこんなデバイスがポケットに入るなんて、やはり21世紀なのですね〔^_^;〕。