Mac関連開発年表
高橋政明のMacintosh関連の活動を主に製品の発表年でまとめました。
1985年
★512K Macintosh購入
(株式会社エスデーエンジニアリング在籍中)
1986年〜1987年
Mac Scan(エーアンドエー株式会社から発売)を開発
NECの白黒スキャナをMacで利用するユーティリティ
HS-Mac(八戸ファームウエアシステム株式会社から発売)を開発
ハンディスキャナソフト
SV-Mac(八戸ファームウエアシステム株式会社から発売)を開発
画像取り込みソフト
フォントカプセル(八戸ファームウエアシステム株式会社から発売)を開発
文字加工ソフト
1988年
MacShadow(エーアンドエー株式会社から発売)を開発
建築日影計算ソフトウェア
ScanMini(エーアンドエー株式会社から発売)を開発
手軽なスキャナDA
北斗(株式会社エスデーエンジニアリングから発売)を開発
毛筆ベクトルフォントジェネレータ
SnapWriter(八戸ファームウエアシステム株式会社から発売)を開発
ハンディプリンタ制御ソフト
1989年
北斗バージョン1.1(株式会社エスデーエンジニアリングから発売)
72ポイントフォントシリーズ開発
- 大雪(行書体毛筆)、石狩(勘亭流)、阿寒(角ポップ)、摩周(丸ポップ)、十勝(楷書体毛筆)
★JDC(Japan Developers Conference)に参加
1990年
リーフ(株式会社エスデーエンジニアリングから発売)
- ベクトルフォントが特徴のDraw系ソフト
★株式会社コーシングラフィックシステムズに移籍
1991年
たまづさ(株式会社コーシングラフィックシステムズ)
- 縦書き原稿用紙ワープロ
- 独自にアンチエイリアスした文字表示をもうける等随所に工夫を凝らした。
- 結果的に当時まだ一般に残っていた『Macは日本語が苦手』との
- イメージを払拭するのに一役買えたと自負している。
1992年
パワーキーパー(株式会社コーシングラフィックシステムズ)
- PowerBookに最適な秘書役ソフト
- System7の新機能を駆使したPIMソフト。
- PowerBook 100に触発されて作ったプログラム。PowerBookがスリープしていても予定時刻になるとスリープを解除し予定を知らせる機能を搭載させた。
- 予定の通知には文字だけでなく音声も使った。
1993年
特注たまづさ開発開始
- 放送局(民放TV)専用ニュース原稿システム
ディフェンス7(株式会社コーシングラフィックシステムズ)
- 追加インストールや削除からMacを守るユーティリティ
1994年
★日経MAC誌 いんさいどまっきんとっしゅ ファイルのなぞ執筆
たまづさ2.0(株式会社コーシングラフィックシステムズ)
- PowerPC最適アプリケーション
- Power Macintoshの登場にあわせていち早くPowerPCネイティブにバージョンアップした。同時にMac OSで標準化されたインライン変換にも対応した。
- あわせてツール・キャレット・ヘルプの拡大などユニバーサルに使える工夫を盛り込んだ。
1995年
★はじめてWWDCに参加
★MOSA発起、MOSA理事に就任
★OpenDoc 録音パーツVoiceMemo発表
たまづさのQuickDrawGX対応版試作(未発表)
札幌で開催した「Macintoshの匠たち」でパワーキーパーの次期バージョン先行発表
1996年
パワーキーパー2.0(株式会社コーシングラフィックシステムズ)
- QuickTimeムービーのエージェントとスピーチを利用したアニメエージェントが予定を知らせる秘書役ソフト
- 私の製品でははじめてパッケージにCD-ROMを同梱した。
- (それまではCDドライブを持たないユーザーのため、ソフトはフロッピーディスクで提供していた)
- Coplandが登場しても大丈夫なように機能拡張をバックグラウンドで動作する起動項目に変更した。
- (が、Coplandは結局現れなかった)
★MacFan誌 OPEN THE TECHNOLOGY連載開始
1997年
エージェントメーカー(株式会社コーシングラフィックシステムズ)
- 音声認識を利用したエージェント作成ソフト
- Mac OS のスピーチ機能を応用し
- 1:かな文字を発音する機能
- 2:音声認識機能
- 3:発音に同期した顔のアニメーション
- を開発した。
1998年
ディフェンス8(株式会社コーシングラフィックシステムズ)
- MacOS8対応Macを守るユーティリティ
- Macを公共の場で利用したり子供に使わせるためのソフトウェアだがユニバーサルに使えるように工夫をこらした。
TypeTalker(株式会社コーシングラフィックシステムズ)
- 打ったそばから読み上げる聴覚刺激エディタ
- 打ち込んだキーと単語の発音、文章の発音をリアルタイムでおこなうエディタ。
- MacintoshのSpeechテクノロジを利用。
1999年
ジャンボエディタ(株式会社コーシングラフィックシステムズ)
- 見やすく快適なMac用エディタ
- メニュー・開く/保存ダイアログ・検索ダイアログなど可能な部分はすべて拡大表示したユニバーサルなソフトウェア。
- 画面の拡大と本体の性能向上でこのようなソフトが実用になった。
ジャンボスクロール(株式会社コーシングラフィックシステムズ)
- 拍手でスクロール表示をおこなうジャンボエディタ専用ユーティリティ
- ジャンボエディタをビューアーとして用いる時に、音で画面スクロールさせるために開発した。
2000年
iコマンダー(株式会社コーシングラフィックシステムズ)
- AIBOをMacでコントロールするためのユーティリティ
- 初代AIBOは音でコントロールできた。動作をプログラムできる機能と日記も盛り込んだAIBOオーナーのためのソフトウェア。
iコマンダーLE(株式会社コーシングラフィックシステムズ)
- AIBOをPalmでコントロールするためのユーティリティ
2001年
ジャンボルーペ(株式会社コーシングラフィックシステムズ)
- Mac OS X用画面拡大ユーティリティ
★有限会社 快技庵を設立し独立
2002年以降は実績ページをご覧ください。
年代・商品名などにあやまりがありましたらご指摘ください。
文責:高橋政明