VoiceOver解説-2実用的操作

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項目を選ぶ操作

 VoiceOverがオンの状態で、次の項目を選ぶには 右フリック ジェスチャーが使えます。

 次とは 右隣が優先で右にボタンなどの項目がなければ下を探します。



 反対に 左フリック では前の項目を選びます。

 次の項目、前の項目ともにボタンやラベルの項目が存在しない場合には効果音が鳴ります。
 リストで左右フリックにより次/前を選ぶと選択した項目が見えるように自動スクロールします。

 スライダーは上下フリックで値を変更できます。
 オン/オフ のスイッチは選択して、ダブルタップで値を変更します。

 上下左右のフリックは素早くおこなうことでVoiceOverのジェスチャーとして認識されます。
 フリック操作がゆっくりだと、項目の選択状態が変更になる場合があります。

項目を実行する

 VoiceOverを設定すると通常の操作ができなくなります。
 画面をダブルタップすると「選択状態の項目が実行」します。ダブルタップしたときの場所は無視されます。
 通常操作ではダブルタップする位置にあるボタンなどの項目を実行ですが、VoiceOverをオンしている場合ダブルタップでは選択状態はかわりません。
 画面が見えない状態で操作することが前提ですのでこのような仕様となります。

読み上げを止める

 VoiceOverの読み上げを止めるには 二本指でタップ します。

読み上げる情報

 ホームで「メール」や「App Store」などは「1個の新規項目」などバッジの詳細を読み上げます。

 リストやページインジケータでは「全135行中25行から33行目」などと発音します。

 灰色等タップできない状態のボタンは「無効のボタン」と読み上げます。

 本体の回転。表示が変わると「横向きホームボタンの左側」「縦向き」などと読み上げます。

 「#」は「シャープ」と読みます。(電話のキーパッドなど)

 カレンダーで設定したイベントの通知も表示と同時に読み上げます。(アラートで表示するために「警告」と言います)

項目を直接さぐり実行する

 一本指でタップしたまま指をはなさず移動しボタンなどの項目を『探る』ことができます。
 新たな項目を読み上げます。
 ボタンやラベルなどの項目がない場合は効果音がなります。

 目的の項目を見つけたら、別の指をタップすると見つけた項目を実行できます。(スプリットタップ操作)
 スプリットタップは画面のどこにどのようなボタンがあるか把握できている場合には効率よく操作できます。


すべての項目を読み上げる

 画面にどのような項目があるかすべて読み上げることができます。
はじめて使うアプリや頻繁に使わないアプリで役にたちますね。



 二本指で上フリック:すべての項目を読み上げます
 二本指で下フリック:選択項目以降を読み上げます

ロック解除


 VoiceOverは基本的に常時VoiceOverで操作可能です。
 ロックの解除もロックを選択しダブルタップの手順になります。

 指定時間が経過しロック(スリープ)状態になる場合も『スクリーンはロックされています』と読み上げてからロック状態になります。



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