1985年
1984年にMacintoshが誕生した。
翌85年にはRAMが512Kに増強されたFatMacが発売された。
カナバージョン512KMacintoshを購入
これを買うと自宅で仕事ができると妻を説得し、本体・外部フロッピーディスクドライブ(400KByte)・イメージライタのセット(セット価格998,000円)を自費で購入した。
オリジナルのMacintoshが84年に登場した時の本体だけの価格がこのセット価格と同程度であった。もちろん大いに手に入れたかったが128KのRAMでは実用性が低い上に自分にとっては非常に高価で購入することはできなかった。
それがメモリが4倍になり日本語(カナ)も表示でき外部ドライブとプリンタがついて100万円を切ったセット価格になりようやく手が届くようになった。
いくつかのソフトウェアも同時購入し購入価格は確か72万円ほどであった。それでも妻に半額出してもらった。
(今でも妻には感謝してます!〔^_^;〕)
かなり後になってキヤノン販売の正木さんに伺ったところ北海道でのMacの購入は三番目以内らしいことが判明した。
(二番目か三番目かは定かではない)
購入したソフトのうち開発ツールは『MacFORTH』『Macitnosh Pascal』の二つだけだった。
Apple純正の開発ツールは高価なリサ(のちのMaintosh XL)を利用するものしかなく当時の私には手が出なかったのだ。
最初のMacの思出
MacPaint・MacWriteの美しいマニュアル、カラーの外箱(段ボール箱)、カセットテープを併用するガイドツアーなど画期的なMac環境を手に入れることができた。
イメージライタはドットインパクトプリンタであったが、当時はその印字品質の良さにうっとりしたものだ。コマンド+シフト+4で画面をプリントアウトできたのだが、その美しさは感動的だった。
MacPaintの出力を利用してプリントゴッコで年賀状を作ったものだ。
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文責:高橋政明