快技庵 作るは地獄男 APDA

資料不足との格闘その1

87年頃 APDAに入会

APDA

APDAとは Apple Programmer's Developer's Association の頭文字だ。私がAPDAの存在を最初に知ったのはMacTutor誌86年9月号の広告だ。
APDAの存在を知りまず最初に、当時おつきあいのあったキヤノン販売さんに問い合わせてみた。このころはまだアップルさんと直接の面識はなかったからだ。日本経由でAPDAにアクセスできないことがわかったので直接問い合わせ個人で入会した。
問い合わせといってもE-mailではなく郵便だ。APDAの広告にも問い合わせ電話番号と住所しか載っていない。
今でも英語は苦手だ、記憶はほとんどないが問い合わせといっても当時は単語を並べただけだったと思う。

『作るは地獄』の大きな原因の一つはMacのプログラミングに関する情報不足だった。APDAには情報不足解消を期待して入会した。
もちろん資料はすべて英語だったがAppleのTechNoteやSDKそれに書籍を購入することができた。
最初にAPDAに入会した時期は定かではないが、当初支払いは銀行で米ドルの小切手を作りそれを郵送していた。
1ドル200円以上だったと記憶している。
88年の注文内容が残っていたがこのころはクレジットカードを利用していた。APDAにはその後も長くお世話になった、円高がすすみ1ドル80円台で決済されたこともあったことが懐かしい。

APDAに入会すると定期的にAPDAlogというカタログが届いた。そこにはApple社以外の開発言語・ユーティリティソフト・書籍なども載っていた。
APDAは現在その機能を完全にADC(Apple Developer Connection)に移項している。
資料はwebで参照するかpdfを手元で印刷でき、SDKは自由にダウンロードできる。まったく便利になったものだ。
現在では情報不足は大幅に改善された。

LinkIconADC(Apple Developer Connection)

2002.02.06

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文責:高橋政明 

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